担当者:須藤 啓輔

研究テーマ『研究室物品管理システム』
(更新日:12月2日 未完成)

目次
1.はじめに
1.1背景
1.2研究目的
2.研究対象の現状
2.1物品管理について
2.2類似システム
2.3問題点
2.4物品で管理する情報について
2.5解決案
3.研究内容
3.1システム遷移図
3.2研究内容(1)
3.3研究内容(2)
3.4シール内容
4.おわりに

1.はじめに
1.1背景
●大学の研究室には、多種多様な物品がある。
・研究を進めるのに必要な物品
・研究室での生活に必要な物品

●研究室が出来て5年目になり、物品が増えてきてパンクしてきた
→適切な物品管理は研究をスムーズに進めるために必要不可欠なこと。

●物品管理ができていないと研究室を引き継ぐときなどに不便

1.2研究目的
研究室内の物品管理を行うシステムを試作し、研究をスムーズに進める環境を提供する

2.研究対象の現状
2.1物品管理について
●適切な物品管理を行うには
・保管場所の把握
・物品状態の把握
・貸し借り状況の把握
これらの情報を把握していないといけない

2.2類似システム
●タイトル、内容が類似している物
(1)研究室を対象とした物品管理システム
(2)物体認識技術を用いたモバイル物品管理システム
これらのシステムでは管理できる情報が少ない

●物品管理に最近用いられてる物
RFID、無線LAN、2次元コード(QRコードの方が多い)を用いた物品管理システムが多い

2.3問題点
●大学の研究室にある物品の数、種類は多い
●物品によって管理する情報が異なる

●研究室内の物品管理を行うのに必要なこと
・物品の保管場所や状態の管理
・貸し借り状況の管理
・物品ごとに異なる情報の管理

2.4物品で管理する情報について
〇どのような物品でも基本的な情報の管理は必要

<基本的な情報>
●物品名     ●登録年月
●保管場所    ●分類
●状態(使用可か不可か)

〇基本的な情報以外にも管理する必要がある物品がある
例) ●PC      ●タブレット
●プリンタ   ●無線LAN
●NASS     ●本、資料
●カメラ
→これらの物品は全体とは別に管理する必要がある

2.5解決案
〇着眼点
●データベース
→研究室には多種多様の物品があるため、それらを管理し易くするためにデータベースを用いることに

●シール
→研究室にはPCのような見た目が似たような物品は多数あるので、それらを一目で判断するには物品にシール等を貼ると管理がし易くなるため

〇解決案
(1)データベースを利用した物品・貸し借り管理
(2)物品に貼付したシールを用いた物品情報の取得
これらの方法で、研究室内の物品管理を行うシステムを試作する。

3.研究内容
3.1システム概要
本システムは、データベースを用いて、研究室内にある物品の登録・情報の管理、貸し借り状況の管理をする物である。
システム構成図
図.システム構成

●システムの利用シーン
(1)物品を詳しく知りたい場合の流れ
➀ → ➁ → ➂

(2)貸し借りの状況を確認したい場合の流れ
➀ → ➁ → ➄

(3)新しく物品を登録したい場合の流れ
➀ → ➁ → ➃

システム遷移図

3.2研究内容(1)
研究室の物品の詳細や保管場所などの物品情報を登録するためにデータベースを利用し、物品閲覧・情報登録を行う。
下記の図は物品を閲覧する場合の画面イメージ

見る場合

3.3研究内容(2)
物品貸し借り管理は、アカウント機能を用いて実装する。
本研究の対象は研究室を利用する学部生・教授のため、アカウントは学籍番号を利用する。
学籍番号を利用者判別に用いることで、アカウントを作成する手間を省ける。

3.4シール内容
シール
シールには、物品名・研究室名・登録日・分類・IDを表示

4.おわりに
今後の予定
〇終了したもの
●類似システムの調査(今後も継続)
●物品ごとに異なる情報の整理(終了)
●シール内容の再検討(終了)

〇現在行っていること
●テーブル設計・構成
●DB作成
●Webアプリ作成

→詳細情報の登録以外の機能を実装中
・物品一覧、追加登録、情報変更までは作成
・現在は貸し借り管理を作成中

〇未終了のもの
●テスト
●改良
●完成(12月18日予定)