研究内容:佐々木 昂

研究テーマ『ゲームセンターでの対戦交流支援アプリケーション』
(更新日:2013/12/03)

■目次案
1.はじめに
1.1.研究背景、目的(ゲームセンターの文化について、対戦型ゲームのシステムについて)
1.2.現状の問題点
1.3.解決方針(アプリの提案)
2.提案アプリ(アプリケーション?)
2.1.アプリ概要
2.2.構築API(GCPS APIについて)
2.3.外部データベース構成(2.2.1.のほうがよい?)
2.4.アプリの画面遷移と構成
2.5.アプリの使用方法
2.5.1.Twitter認証
2.5.2.プレイヤー情報登録機能
2.5.3.ゲームセンターへの予約・滞在登録機能
2.5.4.プレイヤー・店舗検索機能
2.5.5.Google Mapsを利用した店舗情報閲覧機能
2.6.開発環境(いらない?)
3.評価実験
3.1.評価方法
3.2.評価の結果
4.考察
5.おわりに
付録1.参考URL

■必要な図表
・図表名(必要箇所)
・システム全体図(2.1)
・データベース構成表(2.3)
・画面遷移図(2.4)
・アプリ画面図(2.5)…各機能ごとのアプリ画面

1. はじめに

■背景

  • ゲームセンターではビデオゲームを遊ぶプレイヤー同士で交流があり、
    攻略情報を話し合う、一緒に同じゲームで遊んだりする文化がある。
  • ゲームセンターに設置されているゲームには競技性の高いものが多く、
    特に対戦型のゲームではSNSや匿名掲示板などで情報交換や対戦相手募集、
    ゲームセンターで開かれる大会の告知などの書込みがされている[1]。
  • ゲーム文化の中で、特定の条件に合うプレイヤーと対戦したい、
    一緒に遊びたい、ということがある。
    特定も条件とは「自分と同じ腕前の人」「特定のキャラクターを使用する人」
    などである。
  • 現状ではこのような相手探しは実際にゲームセンターに行ってみる、
    SNSや匿名掲示板で情報を得る、もしくは対戦相手募集の書込みをする
    といったことで行われている。[1]
  • →SNSや匿名掲示板での書込みは反応や返信がないまま流れてしまう。
    また、実際にゲームセンターに行くのは効率が悪い。

■目的

  • これらの問題を解決するため、本研究ではAndroid[2]で利用できるゲームセンターでの
    対戦交流支援アプリを提案する。
    本アプリでは効率良く要望に応じた対戦相手、遊び相手探しを可能にする。

2.1. 提案アプリ
■実現機能

  • 類似アプリ[3]を分析した結果、本アプリには最低限、次の機能が必要となる。
  • a)ゲームセンターへの予約・滞在登録機能
  • b)プレイヤー情報登録機能
  • c)プレイヤー、店舗検索機能
  • より効率良く要望に応じた相手探しを実現するため、プレイヤー情報登録機能では
    自身の腕前や使用キャラクターの登録をできるようにする。
  • 更に、店舗情報の閲覧や予約・滞在登録を、スマートフォンのGPS機能を利用して
    可能にするため、次の機能も実現する。
  • d)Google Mapsを利用した店舗情報閲覧機能

■Twitterを利用したログイン
アプリへのログインにはTwitterアカウントを利用する。
理由は以下である。

  • a)の機能を利用する際に、その予約登録や滞在登録を行ったことを
    Twitter側に投稿できるようにするため
  • ユーザがどのような人物であるのかを知る手掛かりとして、交流に
    繋がるようにするため

■DBサーバの利用

  • 本アプリではDBサーバを利用する。
  • MySQLとPHPによってゲームセンタープレイヤーサーチAPI(以下、GCPS API)を構築し、
    アプリとの連携を行う。

■システム全体図
システム全体図_04

2.2. ゲームセンターへの予約登録・滞在登録機能

  • ユーザがゲームセンターに行きたいときにこの機能を利用する。
  • 行く時間と遊ぶゲームタイトルを指定して予約登録、もしくは既にいる場合は
    滞在登録をすると、その情報がDBサーバに登録される。
  • この情報をc)やd)の機能で利用することで、他のユーザがゲームセンターに
    行きたいときに、そこにどのようなユーザがいるのか可視化できるようにする。

2.3. プレイヤー情報登録機能

利用ユーザごとに以下の情報が登録できる。

  • お気に入りのゲームセンターとそこで遊ぶゲームタイトル
  • ゲームタイトルごとの自分の腕前や使用するキャラクター
    といった詳細情報

この機能により、c)やd)の機能を利用する際に、そのゲームで自分と近い腕前のプレイヤー、
特定のキャラクターを使用するプレイヤーなどの細かい要望に応じた相手探しをすることが
可能になる。

2.4. プレイヤー、店舗検索機能

    • a)の機能で予約・滞在登録したプレイヤーと探すことができる機能。
    • 行きたい店舗を検索し、その情報を表示→その店舗にいるユーザが表示される。
    • 店舗にいるユーザの表示方法は、ゲーム別→キャラ別→ユーザと腕前表示と表示する
    • ユーザを検索し、その情報を表示→そのユーザが滞在している店舗や
      b)の機能で登録したプレイヤー情報(お気に入り店舗、腕前や使用キャラクター)が
      ユーザの情報として表示される。

■表示イメージ図
店舗検索表示図_02

3. おわりに

Androidアプリ開発勉強はある程度完了。
Google MapsのAndroid上での表示はできている。
Twitterアカウントでのログインを触りだけ行った。
GCPS APIの構築。→完了
MySQL→PHP→XMLの出力部分。→完了→XMLをJSONに変更
APIから送られてくるXMLのAndroid側での解析。→完了→XMLをJSONに変更
AndroidからAPIへのアクセス部分と、Twitter認証→Android→APIへの連携部分→完了
現在、AndroidアプリのUI、お気に入り登録機能の実装中。

■やることリスト

    • Google MapsのAndroid上での表示(100%)
    • MySQL→PHP→XMLの出力(100%)

→XMLをJSONに変更

    • AndroidでのXML解析(100%)

→XMLをJSONに変更

  • TwitterからAndroidアプリにログイン機能(100%)
  • AndroidとGCPS APIの連携テスト(100%)
  • お気に入り登録機能の実装
  • 予約・滞在登録機能の実装
  • プレイヤー・店舗検索機能の実装
  • Google MapsでGPS機能を利用した店舗検索の実装
  • 試作アプリのテスト

参考文献

[1] BLAZBLUE CHRONO PHANTASMA BBS
http://jbbs.livedoor.jp/game/45148/ [参照日 2013.09.20]
[2] Android Developers
http://developer.android.com/index.html, [参照日 2013.08.31]
[3] ゲーセンに行こうよ!
http://sou-opinion.sakura.ne.jp/ggxxsns/ [参照日 2013.08.31]